- ビザンチン将軍問題
- チューリング完全性 →1.7.2
- Web2.0とWeb3.0 →1.9
- EOAとコントラクトアカウント → 2.6
イーサリアムは、保護された単一の状態を保持することができる。これはコンセンサスによって成り立つ。つまり、全員で監視し、不正な状態遷移がないことを確認した上で単一の状態を変更する。
これは誰か1人の権力によって不正することができないことを表す。その権力がないためハッキングすることも不可能である。
全世界のイーサリアムノードの51%以上の計算力を持った単一のノードまたはノードの集合体が不正を実行することでしか発生し得ない。
1.7 イーサリアムの革新性は、プログラム内蔵方式コンピュータの汎用コンピューティングアーキテクチャと、非中央集権型ブロックチェーンを組み合わせることで、分散型の単一状態を想像したことにある。
秘密鍵の管理
- ネットワークから隔てられたデバイスに鍵を保存する
- そのままの形で保存しない(現在のほとんどのUIでは本人でもそのままの秘密鍵をみることはできない)
- 秘密鍵はデジタルファイルとして、暗号化された形式で保存できる。暗号化されているため、ロックを解除するパスワードが必要。強度のあるパスワードを作成し、パスワードマネージャーで管理、または物理的な紙に書き留める。
- 鍵をニーモニックの単語列としてバックアップする場合は、紙とペンを使用してバックアップを作成する。パスワードを忘れたり紛失したりした場合はこれらのバックアップを使用して復元できる。ただし、攻撃者がこのバックアップを使用することもできるため、デジタル形式で保管してはいけない。